決断疲れ(Decision Fatigue)

決断疲れとは、ユーザーが繰り返し決断を行うことと、回数につれ合理的な選択が難しくなる現象です。これは、精神的なエネルギーが消耗されることで、後の決断で適切な判断ができなくなることが原因です。

決断疲れ Decision Fatigue 例 UX チャート 図面 グラフ

決断疲れがなぜ効果があるのか

決断疲れが機能する理由は、人々が限られた精神エネルギーを持っているため、繰り返しの決断がそのエネルギーを消耗させるためです。この現象を理解し、利用者に必要最小限の選択肢を提示することで、決断疲れを軽減し、より良い体験を提供することができます。

決断疲れの参考例

Netflixなどの動画配信サービスはあまりにも選択肢があり過ぎてたり、一気に選択肢が見え過ぎて、ユーザーが選択している内に決断疲れが起こり、どの動画を配信せずサービスを閉じる場合があります。

netflix 決断疲れ Decision Fatigue 例 UX
Netflix

参照:Fighting decision fatigue(2012)

記事の著者
松下村塾 代表 : ウルフ松陰    Twitter
グロース戦略、グロースデザイン、データ分析の専門家。松下村塾株式会社の代表として、国内外の企業にグロース戦略、施策設計、UXデザイン、アナリティクス活用、データドリブン育成をサポート。2016年にグッドデザイン賞受賞。
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