UX心理
ユーザーエクスペリエンスを向上させるためには、意思決定に影響を与えうる心理学やバイアスを理解する必要があります。以下はUXに影響を与える心理的効果とデザイン原則のコレクションです。

美的ユーザビリティ効果 (Aesthetic-Usability Effect)
美的ユーザビリティ効果(エステティック・ユーザビリティ・エフェクト)とは、美しくデザインされたプロダクトやインターフェイスが、そうでない場合の製品より使用性が高いと感じられる現象のことを指します。

アンカー効果 (Anchor Effect)
アンカー効果はユーザーが以前に提示された情報(アンカー)に基づいて、後続の情報を評価する傾向がある心理現象のことを指します。

バナー・ブラインドネス (Banner Blindness)
バナー・ブラインドネス(Banner Blindness)は、ユーザーがWebサイト上の広告バナーを無意識的に無視する現象を指します。

認知負荷 (Cognitive Load)
認知負荷とは、ユーザーが情報を処理し、理解する際にかかる精神的なエネルギー量を指します。

確証バイアス (Confirmation Bias)
確証バイアスは、人々が自分の既存の信念や仮説に合致する情報を優先的に受け入れ、逆に矛盾する情報に対しては目が届かない、または無視や否定する現象を指します。

決断疲れ(Decision Fatigue)
決断疲れとは、ユーザーが繰り返し決断を行うことと、回数につれ合理的な選択が難しくなる現象です。

ドハティの閾値 (0.4秒の壁)
ドハティの閾値(Doherty Threshold)は、ユーザーエクスペリエンスにおいて、ユーザーが0.4秒以上待たされると、興味喪失のリスクが高まる閾値を指します。この閾値は一般的に「0.4秒の壁」とも呼ばれております。

授かり効果 (Endowment Effect)
授かり効果(Endowment Effect)とは、自分が持っていないものを手に入れるよりも、自分がすでに所有しているものを市場価値と関係なく過剰に評価する傾向を指します。

期待バイアス (Expectation Bias)
期待バイアスとは、人が事前に持っている期待や先入観が、実際の体験や評価に影響を与えることを心理学的な現象を指します。

フレーミング効果 (Framing)
フレーミング効果は、情報そのものよりも、情報の提示方法(または言葉遣い)によって、自分の判断がより左右される場合に起こる心理的現象です。

観察効果 (Hawthorne Effect)
観察効果、またの名「ホーソン効果」とは、人は観察されていることに対する自覚によって、自分の行動を変えてしまう傾向を指します。

損失回避 (Loss Aversion)
損失回避 (Loss Aversion)とは、ユーザーが潜在的な損失を避ける傾向や行動を指します。この心理現象は、人々が利益を得るよりも損失を避けたいという感情に基づいています。

ピーク・エンドの法則 (Peak-End Rule)
ピーク・エンドの法則(Peak-End Rule)とは、人がある体験を評価する際に、平均や合計に基づいて体験を評価するのではなく、体験の内の最高の瞬間(ピーク)と終わりの瞬間(エンド)を重視する法則です。

ピグマリオン効果 (Pygmalion Effect)
ピグマリオン効果とは、ユーザーエクスペリエンス(UX)の文脈において、ユーザーがプロダクトやサービスに対して期待や信念を持っている場合、その期待が現実となる傾向がある現象です。

誘導抵抗 (Reactance)
誘導抵抗とは、ユーザーが制約や制限を感じたときに生じる心理的反発のことです。

選択的注意 (Selective Attention)
選択的注意(Selective Attention)とは、ユーザーが情報過多の状況下でも、目的に沿った情報やタスクに集中し、他の無関係な刺激や情報を無視する傾向を指します。

系列位置効果 (Serial Position Effect)
系列位置効果(Serial Position Effect)とは、リストや情報のグループが提示された際、最初と最後に位置する項目が、中間に位置する項目よりも記憶しやすくなる傾向に関するの認知の現象です。

サンクコスト効果 (Sunk Cost Effect)
サンクコスト効果(または沈没費用効果)とは、過去に資源や労力(金銭、時間、エネルギーなど)を投資したことを正当化しようと、さらなる資源や労力を投入する心理的な傾向を指します。

調査バイアス (Survey Bias)
調査バイアス(Survey Bias)とは、調査結果が本来の母集団の特性を正確に反映していない状態で、誤差や偏りが生じていることを意味します。

ツァイガルニク効果 (Zeigarnik Effect)
ツァイガルニク効果とは、未完了のタスクが完了したタスクよりも記憶に残る現象を指します。